六月の終わりから七月へ、雨の匂いを含んだ風が吹き、大地がやわらかく潤う季節。
この時期に太陽を迎える蟹座は、深く静かに満ちていく「水」の性質を持っています。
蟹座という星の物語

太陽星座 ― ♋ 蟹座
6/22~7/22

Cancer
蟹座のモチーフとされるのは、深い水底に棲み、堅い殻で内なる柔らかさを守るカニ。
✲ 蟹座に宿る星団 : プレセペ
蟹座の中央にあり「蜂の巣」とも呼ばれる、無数の星が寄り添う散開星団。
ギリシャ神話 ― 英雄の足元で戦ったカニの物語
ヘラクレスがヒュドラと戦うとき、女神ヘラはひそかにカニを遣わし、英雄の足元へと向かわせました —
カニは敵わないと知りながらも、ヘラクレスの足を挟もうと戦いに挑み、その小さな力を尽くして立ち続けた。 やがてヘラはそのカニを空に上げ星座にしたといわれています。
蟹座が持つ「深い献身」を象徴している物語です。
◇ 守護星(支配星) — ☽ 月 (Moon)
◇ 守護神 — ディアナ(アルテミス)
夜を照らす自然の守護神。そして、感情や本能などの内面の部分を映し出す月の女神。
月は、本音、記憶、母性、そして潮のように満ちては引く心の動きを象徴するとされています。
理屈を超えた「育む愛」とそれを「守る強さ」。
誰かの感情をそっと受けとめ、深く感じ、深く愛し続ける — それが蟹座のエネルギーです。
星座に共鳴する香り — 精油(アロマ)

ニコラス・カルペッパーのハーバルアストロロジーにおいて、守護星「月」と響き合う植物として、代表的な香りとして、精油をご紹介。
NATAL-ESSENCE
ジャーマン・カモミール (German Chamomile)
さわやかな甘さと草の香りが溶け合った、包み込まれるような香りです。
ローマン・カモミールよりもハーブ調の香りが強く深い香りが特徴。
蟹座のエネルギーは、「やさしさ」そのもの。
感情が波のように押し寄せるとき、あるいは自分をただ休ませてあげたいとき
— そっとそばに置いてみてください。
揺れ動くすべてを受けとめながら、満ちていく月のようにあなた自身を包んでくれる香りです。
月が、そっとあなたに寄り添い、進む道をやさしく照らしてくれるでしょう。
※紹介している精油は個人の体質を考慮したものではありません。(投薬中・妊娠中の方やアレルギーをお持ちの方等、精油の仕様に何らかの不安をお持ちの方は、必ず事前に専門医に相談の上ご使用ください。)
星のリズムと香り
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